年内最後のライヴ 「ありがとう」

夕べは下北モナレコードでのイベントで OWKMJ 年内最後のライヴ。All Night Event。
夕方6時に現場入り。早く着きすぎたのでごはんへ。
初めて行ったモナについて。とてもさわやかでやりやすい場所という印象。
駅からも近い。ふつうの編成で出音が大きすぎないバンドを観るのによいなあと思った。

今回は Weekend という3人組のラップ・チームとやる。10人編成。ステージに乗り切らないので配置に苦心するが、リハは気持ちよく進んだようだ。
だがリハの最中、わたしは気持ちが悪くなる。ヒート・テックを着たまま演奏していたら超発汗し、その汗がどんどん冷えて風邪がぶりかえしてきつつ、なんだかサウナのようでもある。「間違えた、脱いでやるべきだ」ったが、どのようになっても現在しかないし、それがうれしく、どのような状態でもベストをつくして戦えばいい。だが本番は脱いでやるゾ、と。
電池を買う。うろつく。カルディでアンチョビの缶詰め。カフェ。読書。

本番へのわたしの感想としては、まず、頭でやる即興のジャムが昨夜は面白かった。これ調子のよいとき、おもしろいときは長くやってもいいと思うのだ。お客さんの中でももっと聴きたいという人たちがいて、話したことがある。しゅうさんという人も「ジャムがよかった、作曲した曲かと思った」との感想。他にも今年の UFO CLUB のときのジャムも大きい感じでよかったことを思い出した。
ゆうべのは、ギターのコードのトニックとは違う音をぼくは加えてみた。その感じが何かを思い出しそうで。それでいて開放的でどんどん発展していって洗練感もあったのが面白かったにゃーと、自分の場所からは感じた。武田くんもはじけていた。

じゃっかん腰が痛かったのでハハハ イスでと思ったがりっすいの余地がないので立ってやることにする。
演目的にはバンド・レパートリー2曲の間に With Weekend という構成。ライヴの感想に関しては正直に書くほうが好きなので、正直に書く。途中で言えばよかったのだがサックスがきこえなくてたっちゃん・あっくん兄弟とぶあつくユニゾンしている実感が得られず年内最後にしては欲求不満。たっちゃんも自分の音が聞こえなかったと。だがこれは言わない自分たちがアホである。
個人的には、ひさびさに演奏する曲でも、Weekend の曲でもミストーンがあったのがなんとも。だがライヴ自体はおかしなテンションでよかったのではないか。
Weekend とは練習のときより物理的に距離があったので(人数多すぎてステージに乗り切らない)「どうかな−?」と思ったが、その遠さを楽しんだ。
「ありがとう」という曲では、ありがとうと歌う。それがいい。
わたしは、年内最後だし今年よく演奏していた曲もやりたいと思い、リハ時に「死霊もやらない?」と言っていたのだが、時間的に厳しいかもと。だがやれた。よかったと思う。
冒頭は「Dead Ghost Spirit」と言うつもりが、真ん中の言葉を抜かしてしまった。
終了後 Weekend と歓談してたら「あれなんていってたんですか?」という流れで、「Dead シー〜と聞こえた」と言われ、そういえば「Dead Sea Salt」というのがあって死海の塩でお風呂に入れるんだけど、それがわりと好きなので、これからは Dead Sea Salt ! っていうパターンもいいかも。
DJ ミステイク嬢とひさしぶりに話す。「メタルっぽい?(笑」的に言われたので「そうそう。今度ブラックサバスとかやろう」と話の内容に関わらず浮上感のある会話が成立した。

お客さん、さわやかですてきでした。ありがとうございました。

いなかやろうを観て帰還する。


自分はバンド活動時(機材、ベース運搬時)年齢的というか体調的に都内なら車移動なのである。
駐車場代3,900円。日曜日は高いのだった...。