あ そういえば

このあいだ石川さんとライヴして、昔のことを少し思い出した。
石川さんやたまと直接の交流はない、というかライヴでご一緒するくらい。
俺はこんなもんじゃないのイベント、石川さんにご出演いただいたのは今回で2回目。
知久さんとは以前に対バンしたことがある。)


石川さん、知久さんといえば、ときどき遊ぶ袴田くんがボーカルのバンド、サード・クラスを思い出す。
大塚さん、袴田くん、袴田くんの奥さんと今年久しぶりに遊んだ。うちごはん遊び。奥さんとは初めてお会いした。
たまの話でした。
サード・クラスのイベントにたまが出たときは観に行って、すごくプロなステージングに驚いた記憶がある。新橋演舞場の芝居みたいにばしっと決まっていて、エンターテインしていたのだ。まさにプロ。
石川さんのバックをサードがやったこともあるんじゃかったっけ。
それから、トイ・ピアノとかを使うフランスの音楽家パスカル・コムラード(80年代に欧州の輸入盤を買っていた音楽ファンの中には、この人が好きという人、多いのでは。ベッドでも車でもよく聴いた。まだまだアナログ盤の頃)の曲を演奏したりする、石川さんが参加しているパスカルズというバンドのフランス・ツアーに、サードのバイオリンの武藤くんが同行したという。(これはこないだの楽屋で石川さんから聞いた。お互いに「サード、よいバンドだよね」としみじみ話す)


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以前よく彼ら(サード・クラス)のイベントに呼んでもらった。Three Nipples On Her Hand というバンドの後期のことだ。90年代。
そのあと縁あって、ボーカルの袴田くんのソロ・アルバムを一緒につくった。録音は一部のボーカルを除き、彼が当時住んでいたのワンルーム・マンションでひとりで録って。それをうちでミックスなどをしていくという工程。
自分はエンジニアリングだけではなく、曲のアイディアを出したりもした。ぱっと仕上げることができた。
タイトルは
はかまだ卓『伝説』

けっこう好きで今もときどき聴きます。

曲名に味わいがある。

1.化粧回し入場 2.できるかな2003 3.似たもの同志
4.部屋のにおい 5.暗黒サーフィン 6.私のトランス
7.チベット大地の子供 8.たぬきのことはわからない 9.ストーカー被害
10.ダニ 11.いくつになっても 12.UFO着陸 13.おわかれのうた
14.真夜中の時計台 15.パンク入門 16.人魚と踊りたい 17.3.33


これの最終マスタリングを頼んだエンジニアが、
たまたま Three Nipples のアルバム(インディー盤の方)のマスタリングをした人であった。