もっと聴きたかった!

太田真紀 (ソプラノ) B to C 155(バッハからコンテンポラリーへ)東京オペラシティ リサイタルホール 聴いて観て帰ってきた。これはもう素晴らしい、ずうっと聴いていたいコンサートだった。 選曲プログラムからして「これは、、、!」と思っていたし、作…

プーシキン

昨日やっと行けた。最終日の前日。横浜美術館。 高速のみなとみらい出口の手前、1〜2kmの渋滞。進みません。これ、まさかプーシキン渋滞? いや〜、連休なか日の日曜日午後のみなとみらい、こんなもん? それで美術館方面に向かうも、駐車場待ちの車が長蛇の…

世界一おいしいパスタ

以前も撮影日記を上げた山田剛嗣シェフのパスタ本が発売になりました。 山中湖での撮影の日記はこちら http://d.hatena.ne.jp/machidasophia/20130517『おうちでかんたん 世界一おいしいパスタ』 どれもおいしそうですよ。素晴らしい。レシピの数も充実して…

オリンピック

2020年夏季オリンピック、東京に決まったようですね。個人的願望はいろいろ変遷しました。最初はイスタンブールでの開催を強く望んでいました。 行ったことある人ならわかると思いますが、あそこでオリンピック開催と考えただけで、血湧き肉躍ります。最高に…

新しい感覚に

去年の晩秋からソロの制作を久しぶりに開始、同時にクラシック・ピアノの練習を再開した(ここ何年かの間、ときどき集中して練習していたが、諸般の事情でやむなく中断してた。今回は続いている)。最初はただ「音楽理論や鍵盤というインターフェイスを改め…

八月に。

閉架扱いで話題になった『はだしのゲン』、今週 Kindle版で全7巻読み終わった。ハードだったが読んで良かった。 閉架どころか、、好き嫌いは分かれるかも知れんが、これはふつうに良い作品で傑作でしょう。もっと言えば、広島の原爆体験を直に知っている方…

ニュースルーム、素晴らしいですよね。(酒酔

( えー、前の日記からの続きなのかな、これ。ニュースルーム第五話観ながら。 それはけなしてるとか悪い意味ばかりではなく、わたしたちの大好きなこの番組や、、、、、ああ、ぜんぜん関係ないけど、おれたちはざまあっていうべきなの? 言いたくないんだけ…

「こんばんは、ウィル・マカボイです」

今、録画した『ニュースルーム』第五話の再放送を見ているのだけど、アーロン・ソアキンの過去作『ホワイト・ハウス』をこないだ見直した時は「うわー、リアルタイムのときと違ってずいぶん古臭いな、これが時代が変わるということか」なんて思ったのだけど…

ロジャーが良かった

8/1616日にDavid Bowieを聴きかえしていると書いた。 基本的に70年代のものに絞っているんだが、その中で自分が一番聴いてこなかったのが『Rodger』(間借り人)。(自分はZiggy stardust とLow 、Heroes、Alladin Saneぐらいがあればいいかな〜って人だった…

タイピスト 初日

17日、フランス映画『タイピスト』の初日に、岡本を誘って行って来ました。http://typist.gaga.ne.jp/news/?page_id=5先週、とあるお店でポスターを観て、「あ、これ観よ」と決めて初日へ。たまたま夜になってしまい、行く前に有楽町の映画館に電話したとこ…

レテ レテ

七月。いろいろ観たが、アキ・カウリスマキ監督の『ル・アーブルの靴磨き』が印象的。セット、色彩、俳優、お話。八月。いろいろ観た。フェリーニの『8 1/2』を Blue-ray で観直す。これ、セル版を手に入れたい。 Brigitte Fontaine ブリジット・フォンテー…

「このブログについて」について

2日前、寝入りばなに二人の人物と話し合う。三人でベッドマットか何かにそれぞれ寝そべり、眠る前のおしゃべり。そのうちのひとり、一番話したいことのある男性が、なかなかいいことを少しべらんめい調で話している。それはここのところ自分が関わった複雑な…

Kakuyotei AN

(すさまじい誤変換を直す。) このあいだ中野ブロードウェイに行ったこと。買い物したこと。ニュースルームなど。お恵子ごと>>お稽古ごと。あsびにつて。>>遊びについて。自分用めも。時間ないのでこれでいい。今週ちゅうに書ければ上出来。

サバ・サンドとトルコ・サラダ

「イスタンブール名物サバサンドをつくってみた」の写真です。 (写真の日付けが20090812となっていますが、カメラが変。要調整だわ)サバに塩をして(または塩サバを使う)、現地では皮をむいて、フライパンに油をひいて焼きます。 今回はオリーブ・オイル…

サバサンド

昨日7/1、イスタンブール名物サバサンドをつくった。美味かった! 写真も撮った。もろもろ昼間にもう一度書く。忘れないようにまずこれだけ書いておく。 別件でメディナ写真、今日中だから! と自分向けにメモって、おやすみなさい。 あ、あとアーロン・ソー…

人間と魂について

<ネタバレしてます>再び『最強のふたり』について。 ドリスが障害者であるフィリップに遠慮せずにクレームをつけること。例えばフィリップの養女のミドル・ティーンの女の子について、「彼女は俺たち世話人への敬意というものがない。俺たちのことを犬かな…

個人主義と介護について

<以下はネタバレしてますので映画未見の方は注意してください>映画『最強のふたり Intouchables』でのフィリップの誕生会のシーンの終わり、ベッドに入るフィリップにドリスが封筒を持ち出す。フィリップの文通相手の女性から来た、彼女の写真入りの手紙。…

なぜダンケルク?

きのう一日のうちに、フランスの格差社会に材を採った映画を二本観た。たまたまだけど。 ひとつは数年ぶりに行ったレンタル・ショップで借りた『最強のふたり』原題 : UNTOUCHABLE : 仏語だと INTOUCHABLES 。(『Breaking Bad』を借りに行って、相方が「こ…

Left Rightd Wow Ph(ozode

7/1 いらないぶんを少し削りました。Boards of Canada 8年ぶりのニュー・アルバム "Tomorrow's Harvest"。 今回はアナログ盤(2枚組)を予約。発売日にちゃんと届いた。それでさっそく聴こうとターン・テーブルにのせた。せっかくだからDAWに取り込んでいろ…

夢で旅をしたら街とふたりだけだった(原題 : "Istanbul is not alone")

3月か4月に夢を見た。イスタンブールにいる夢。それもアジア側のKadıköy カドゥキョイにいる夢。 とてもリアルな夢で、通りも建物もフェリー乗り場近くのケバブ・スタンドも、ドルムシュ(ミニバス)や道のコンクリートの割れ目も、何もかも現実だと感じた。…

このブログについて 3

「書き方や語り口がスタイルをつくり、書き手のキャラクターを醸成する」すると書いた。それでは自分はどんなキャラで行こうというのか。特段、ないんだな、それが。目的をもっとはっきりさせないと決められないし、そういう戦略やらで何かをするっていうの…

スペル ミス あと、ロンドンと会話

昨日だったか、おとといだったか、blog title 変えたのだが、"Refugees"のところ、よく見たら"u"が抜けておった。。。タイプ・ミス、恥ずかし。今、「あれっ?」てなって気付いた。あほだ。 一度上げたあと、この後半部分、イギリスの岡本と話しながら書いて…

このブログについて 2

(以下読み返してみたら、少しずつ考えながらというのもあり、あんまりクールでない。)今朝方ブログって何だろうとあらためてなんとなく考えていて、ポッと思ったのは、「書き方や語り口がスタイルをつくり、スタイルが書き手のキャラクター(時空内で展開…

このブログについて 1

このブログについてのガイダンスです。適宜編集していくのでは。いくのでしょう。 ブログ開設当初から書こうと思ってたこと。書かずにやっていたかったことなど(説明に手間がかかるみたいなことか)。深い意味、ないようであるようで。 フラン・オブライエ…

存在せぬものは創造せよ --- それは目的

このあいだ山中湖で踊ったのがなんだかとっても良かったこと、それについて。 ダンスについて、イブラヒムおじさんはこう言っている。 「そう、踊るのさ。何がなんでもね。『人の心は、身体という名の籠に閉じ込められた小鳥のようなもの』。そして人が踊る…

山中湖 MDEINAで撮影 - 5月11日と12日のこと

5月12日、山中湖にある、うちの別荘兼ハウス・スタジオ MEDINA で、お料理の本の撮影がありました。 昨年パロマで開催された世界パスタ選手権(パスタ・メーカー Barilla 主催)の初代チャンピオン、 山田剛嗣(やまだよしつぐ)さんの撮影です。山田さん…

Country for Old Men

Hey Man〜 このあいだ、U珈琲店にて。 二人で散歩の途中でお茶飲んで本読みなど。 そしたら over70 であろう紳士が二人、店に入って来た。一人は脚が悪いみたい。一人はおそらく全盲で、グラサンして白い杖。 この店はよくあるカフェのシステムで、まず入り…

補完(と勉強)のための引用

ひとつ前のエントリで書いた「『鈴木先生』は現代の(イルな?)石坂洋次郎論」を補完する資料を若干提出しておきたい。石坂洋次郎「若い人」(1933~37年に三田文学に断続連載)からの引用である。228ページから。 (たまたま本をパッと開いたら、盗難事件後…

石坂洋次郎と「鈴木先生」、それから文士村など

充実した日々を過ごさせていただいている。 ありがたいことです。去年からの流れで、メモしておきたいと感じていたことをいくつか。石坂洋次郎的なものの意義深さ。 「周りの人たちを傷つけまくってでも文学をするのだ」というような無頼な作家のあり方。そ…

秋は手紙 Autumn is A Letter

秋はまるで手紙 寄せて はじける 柘榴粒 夕陽のスリット線上で 壁たちをくぐり抜け 光板に並ぶ (渦を巻きながら) 秋はまるで手紙 暮れかけたら最後 月を追って夜がすぐに 「何を見たの? こわくないよ」 肩を抱いて去っていく それは冬支度のピアノ 秋は手…